SFCの名作ゲーム「MOTHER2」の音楽は本当にすごい!
筆者が一番好きなRPG「MOTHER2」は、他のゲームとは一味違います。違いはたくさんあるのですが、その中で大きいものの一つが音楽です。ゲームの音楽と言えば、前作MOTHERが出た当時はおまけ程度につけられているようなものでした。しかし、このシリーズを監修した糸井重里さんは、音楽こそがゲームの雰囲気を作る大事な要素で、ゲームの世界を楽しんでもらうためには重要だと考え、力を入れたのです。
その結果、MOTHERの音楽はファミコンとは思えないような複雑で質の高い物になり、MOTHER2ではゲームを印象づけるかなり重要な要素になりました。音楽を担当したアーティストの鈴木慶一さん、田中宏和さんは本当にすごいと思います。何がすごいのか、何曲か紹介していくなかで解説したいと思います。
オネットのテーマ
主人公が住む町オネットの音楽は非常に人気の高い曲です。RPGでよく使われるようなオーケストラの壮大な曲ではなく、素朴な音を使って、少しジャズのテイストを入れているような曲なのです。普通のRPGではとにかく旅を壮大な、神聖なものにしようとして大げさなBGMを使いがちなのですが、MOTHER2ではそんなことはなく、その町の雰囲気を良く表しているような、聴いていて好きになる音楽が使われているのです。
スリークのテーマ
スリークはゾンビに支配された街で、そのコンセプト自体がすごく怖いのですが、BGMも身の毛のよだつような怖い曲なのです。明るい雰囲気ばかりでなく、時には本気で恐怖を覚えるような雰囲気を演出することで、プレイヤーの感情を揺り動かすような音楽が使われています。ここまで起伏が激しいゲームは他にはないのではないかと思います。
戦闘曲
MOTHER2の戦闘曲は珍しく、敵によって様々な種類があります。しかもものものしいようないかにも戦闘曲というような曲は少なく、おしゃれなベースが鳴り響くものや、陽気なロック風の曲など、色々な音楽が楽しめるのです。戦闘を真剣で厳しいものではなく、楽しめるものにしているのがいいですよね。